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基本情報処理技術者

こちらの資格は､エンジニアやプログラマなど､IT関係に携わりのある人や､就職でIT関連企業に社員として採用された新入社員に､是非取得してもらいたい資格です。特に､新入社員は企業側から､取得を進められる傾向があるようです。その背景には､基本情報処理技術者試験は､国家資格である為､企業側としても国家資格を取得している社員が多くいれば､技術の高さをアピールできますし､新入社員にもIT関連における幅広い分野の基本的な知識などを学べる良い機会にもなるので､両者にとって大きなメリットになるからです。

また､基本情報処理技術者試験に合格すると､企業側から一時金が支給され､受講料などの費用を企業側が負担してくれる場合もあります。それに加え､国家資格取得者であるという証明になりますので､転職などの際には十分アピールできる資格です。

試験内容は午前と午後に分けて行なわれ､それぞれ150分間の試験です。テクノロジー系･マネジメント系･ストラテジ系などの問題が出題され､午前中に四肢式が80問､午後は多肢選択式が13問(うち7問の解答)､100/60％以上で合格です。基本情報処理技術者試験の合格率は､25％ほどですが､入試優遇制度や単位認定制度を採用している学校もありますので､頑張り次第では学生でも在学中に合格可能な試験でもあります。また､企業によっては､こちらの試験を義務化している所もありますので､事前に学習しておくのも良いでしょう。

基本情報処理技術者試験における学習時間は､半年ほど必要とされています。独学でも取得できるレベルの試験ですが､確実に資格取得を目指すなら､パソコン教室に通い､通信教育を利用するのも､一つの方法です。インターネット上でも､過去問題を解けるサイトもありますので､活用してみるのも良いでしょう。

IT関連企業に従事する人にとっては､入門編的な資格である為､毎年受験者数も多く､年齢層は10代～50代と幅広く､人気のある資格取得試験です。基本情報処理技術者試験は､春と秋に実施され､受験料は5100円と比較的安いのが特徴です。